2009-01-01から1年間の記事一覧

駅はどこだ

JR北陸本線の筒石駅といえば、全長11,353mの頸城トンネル内にホームのある「トンネル駅」「モグラ駅」として知られています。1969(昭和44)年10月、地滑り災害の絶えない海岸沿いのルートを捨てて長大トンネルへと切り替えた際に、明かり区間から外れてしま…

なんでこんなところに?

側溝の蓋に再利用されている、ラックレール。これが信越本線横川駅の駅前であれば誰しも納得でしょうが、実はこの写真、わたらせ渓谷鐵道の神戸駅前で撮影したもの。碓氷峠で不要になったものの流用かと推測しますが、同じ群馬県とはいえ、なんでまた神戸(…

こんなところに国鉄の名が

元号が平成となって21年、昭和の生まれというだけでも十分年寄り扱いですが、「国鉄」とか「電電公社」を知っているとなると、もはや「生きた化石」扱いかも。ところで、比較的最近まで国鉄の名が残っていたところが東京の都心にあったことをご存知でしょう…

幻の鉄道記念日

なにやら3回連続で「幻の○○」てなエントリを上げていますが、単なる偶然です。ホントだってば。10月14日といえば、「鉄」な皆様にとっては超重要な「鉄道の日」。明治5年9月12日(新暦1872年10月14日)に日本で最初の鉄道が新橋〜横浜間に正式開業したことを…

幻の記念乗車券

2016年の夏季オリンピック誘致に東京が敗退、リオデジャネイロが開催地に決定したわけですが。オリンピック絡みで思い出したのが、1988年夏季オリンピックの誘致に立候補しソウルに敗れた、名古屋。このとき名古屋市交通局は、誘致成功を見越して記念乗車券…

幻の除雪装置A形

ラッセル車による除雪を繰り返していくと、掻き分けた雪が次第に線路脇に積み上げられて除雪不能に陥るため、ロータリー車によって更に遠方へ投雪してやる必要が出てきます。しかし蒸気機関車時代のロータリー式除雪車には、線路脇の雪壁を崩して投雪プロペ…

パラボララッセル車

少々前ですが、「仰天列車 - 鉄道珍車・奇車列伝」という本が出版されております。企画倒れの試作車、実用化されたものの種々の理由で短命に終わった形式など、鉄道史の影に隠れた数々の仰天モノの鉄道車輌を紹介した書です。それなんて「世界の駄っ作機」? …

出発進行

皆様はじめまして。成瀬真幸と申します。こらそこ、「胡散臭い名前」とか言わないように。いつの間にやら鉄道趣味歴が四半世紀を超えるに至って、少々思うところあって鉄道関連ネタを扱うブログを開設してみることといたしました。もっとも、最新の鉄道ニュ…