やる気なし

先日、群馬方面へ出かけたときのこと。久々に185系OM03編成を目撃しました。 以前にもネタにした通り、個人的にはこの湘南色塗りもどちらかというと否定的ではあるのですが、それはさておき、よく見てみると、なんか変…… 湘南色の緑色部分は「緑2号」なわけ…

どうにかならんか、この手の枕詞

見れば幸せになる…「ドクターイエロー」が人気 黄色い新幹線 ドクターイエローなんて、鉄道趣味業界ならともかく、ごく一般のマスコミにとっては典型的な「暇ネタ」でしかないと思いますが、今回の記事は一味違う。私も長年鉄道趣味やってきましたが、「見れ…

本当の塗色と向き合えますか

2010年12月、JR東日本は烏山線で運用しているキハ40 1003をかつての国鉄一般形気動車標準色である朱色4号+クリーム色4号の二色塗色に変更、運用を開始しました。翌2011年にはキハ40 1007も同じく一般形色に変更、運用によっては2両編成の両方とも国鉄色とい…

列車内ACコンセントの周波数

先日、山形新幹線「つばさ」のE3系2000番台に乗車したときのこと。普通車窓側座席下にACコンセントが設けられているのですが、よく見ると「50Hz」と書かれていて「おや?」と思ってしまった次第。 「東日本なんだから50Hzなのは当たり前じゃないの?」という…

でんてつ!

タイトルは本文の内容とあまり関係ありません(ぇ)「電鉄」という言葉は言うまでもなく「電気鉄道」の略であるわけですが、「○○電鉄」と通称される鉄道会社であっても、正式社名は「○○電気鉄道」「○○電鉄」の双方のパターンが存在します。2010年11月現在、…

そんなあだ名は嫌だ

205系に座席格納構造を有する6扉車サハ204が登場したとき、「乗客を貨物扱いか」との揶揄で「ワキ204」とあだ名されたことは有名です。後に209系やE231系に同様の6扉車が登場した際には、当然のごとく「ワキ208」「ワキE230」と呼ばれました。 山手線用E231…

通過!?

写真は、東武伊勢崎線太田駅で撮影したもの。 赤城行の特急「りょうもう」が10番線を通過……って、「りょうもう」は太田駅停車のはずですが。だいたい「10番線」って何よ?伊勢崎線・小泉線・赤城線が集うとはいえ、太田ってそんな大駅だったっけ? 伊勢崎線…

キハ32の砂撒き装置

今夏に愛媛・高知を訪れた際、予讃線松山以西や予土線、土讃線でやたらと乗車したのが、キハ32。写真は、予土線江川崎駅での撮影です。 ホーム高が低いために車体床下の状態を間近に見ることができたのですが、よく見ると、動台車DT22Gの駆動軸に砂撒き装置…

四国の珍駅名

四国にある珍駅名というと、何といってもJR予土線の「半家(はげ)」が超有名。同じ予土線に「若井(わかい)」があるので(若井駅自体は土佐くろしお鉄道の管轄ですが)、その対比が面白がられるところでもあります。 あと、JR土讃線の「大歩危(おおぼけ)…

はやぶさ

鉄ヲタ的には「はやぶさ」というと、かつて東京〜西鹿児島(現・鹿児島中央)間を結び、1997年には運転区間を東京〜熊本間に短縮、2009年3月をもって廃止された寝台特急列車を真っ先に連想するところでしょう。運転開始が1958年(当初の運転区間は東京〜鹿児…

異種扉混在

一つの車輌に異なる種類の乗降扉が混在する例は、路面電車ではいくつか見られるものの普通鉄道の車輌ではなかなかに珍しいとふと思ったり。以下、思いつくままにピックアップしてみました。 片開き+両開き 阿武隈急行8100系電車は、前位側は運転台直後に寄せ…

北陸新幹線の異周波数切替セクション

2010年現在では「長野新幹線」の呼称で一般に呼ばれる北陸新幹線は、東京電力の50Hzエリアである群馬県と、中部電力の60Hzエリアである長野県をまたがって運転されています。このため、架線電流の周波数の境界部分では、両者の電流が混蝕しないよう、セクシ…

地底のエアロック

前回エントリでも名前の挙がった、北越急行の美佐島駅。赤倉トンネル内に1面1線のホームを持つこの駅は、単線断面トンネルという狭い空間内を特急「はくたか」が在来線最速の160km/hで突っ走るだけに、列車通過時の風圧がもの凄く、安全のため、普通列車停車…

駅はどこだ

JR北陸本線の筒石駅といえば、全長11,353mの頸城トンネル内にホームのある「トンネル駅」「モグラ駅」として知られています。1969(昭和44)年10月、地滑り災害の絶えない海岸沿いのルートを捨てて長大トンネルへと切り替えた際に、明かり区間から外れてしま…

なんでこんなところに?

側溝の蓋に再利用されている、ラックレール。これが信越本線横川駅の駅前であれば誰しも納得でしょうが、実はこの写真、わたらせ渓谷鐵道の神戸駅前で撮影したもの。碓氷峠で不要になったものの流用かと推測しますが、同じ群馬県とはいえ、なんでまた神戸(…

こんなところに国鉄の名が

元号が平成となって21年、昭和の生まれというだけでも十分年寄り扱いですが、「国鉄」とか「電電公社」を知っているとなると、もはや「生きた化石」扱いかも。ところで、比較的最近まで国鉄の名が残っていたところが東京の都心にあったことをご存知でしょう…

幻の鉄道記念日

なにやら3回連続で「幻の○○」てなエントリを上げていますが、単なる偶然です。ホントだってば。10月14日といえば、「鉄」な皆様にとっては超重要な「鉄道の日」。明治5年9月12日(新暦1872年10月14日)に日本で最初の鉄道が新橋〜横浜間に正式開業したことを…

幻の記念乗車券

2016年の夏季オリンピック誘致に東京が敗退、リオデジャネイロが開催地に決定したわけですが。オリンピック絡みで思い出したのが、1988年夏季オリンピックの誘致に立候補しソウルに敗れた、名古屋。このとき名古屋市交通局は、誘致成功を見越して記念乗車券…

幻の除雪装置A形

ラッセル車による除雪を繰り返していくと、掻き分けた雪が次第に線路脇に積み上げられて除雪不能に陥るため、ロータリー車によって更に遠方へ投雪してやる必要が出てきます。しかし蒸気機関車時代のロータリー式除雪車には、線路脇の雪壁を崩して投雪プロペ…

パラボララッセル車

少々前ですが、「仰天列車 - 鉄道珍車・奇車列伝」という本が出版されております。企画倒れの試作車、実用化されたものの種々の理由で短命に終わった形式など、鉄道史の影に隠れた数々の仰天モノの鉄道車輌を紹介した書です。それなんて「世界の駄っ作機」? …

出発進行

皆様はじめまして。成瀬真幸と申します。こらそこ、「胡散臭い名前」とか言わないように。いつの間にやら鉄道趣味歴が四半世紀を超えるに至って、少々思うところあって鉄道関連ネタを扱うブログを開設してみることといたしました。もっとも、最新の鉄道ニュ…